Prosthetic Body / 軍事活動向け全身補装具

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第二次大戦後の医療を担う科学者たちは、人体を寓意的総体から分離することによって、典型的で不易な機械装置のなかに凍結させようとめざした。人体は果てしなく研究され、たやすく再現された。

この補装具の肉体は正確に言えば、何であれ一体の人体に基づいてはいなくて、人体のモザイクに基づいている。このため、すべての部分が誇張されており、全体に対して反乱を起こしているようにさえ見える。 あちこちの部位をどうにか結合してはいるものの、必然的に統一性を欠いた「ばらばらの手足」から作られた合成的な肖像である。



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